当仁中2年生塾生の保護者会
28日に当仁中2年生の保護者会を行いました。
高校入試の数学に出題傾向がある理由、他教科の入試に関すること、同じ中学校で同じ授業を受けながら、学校の定期テストで高得点を取る人と自分では頑張ったつもりでも高得点が取れない人がいる理由などについてお話致しました。
『子供を責めないほうがいいですか?』という質問が出ました。子供が言うことをいかない時、成績が悪い時、遊んでばかりいたり、ゲームばかりしたり、テレビに夢中になったり、だらだらする時間が多かったりで勉強しない時、責めたくなるのは我が子を思う親心かもしれませんね。責めたくなるのは、子供の将来がよりよくなるようにと願い、今のままではこの子のためにならないと考える真剣な気持ちがあるからですよね。その親心は十分にわかります。恐らく多くのお母様が経験していらっしゃると思いますが、責めても事は良いほうには進まないことが多いようです。
足りないことに意識を向け、責めの感情をぶつけることより・・、根気が要りますが冷静に何度も何度も道理を話して子供の前向きな意識をつくることの方が、良い結果が得られるようです。わかっていても、親にはこの冷静になることが難しいですよね。難しくても、そうやる方が、良い結果が得られる確率は遥かに高いようです。でも難しいですね。子育ては親育てとよく言われますが、子育ては親の勉強といえるかもしれませんね。
『この1冊の問題集も自分を助けてくれるために現れてくれた』、『今日の学校の授業は自分を助けてくれるための授業なんだ』、『今日の食事も自分を生かし助けてくるている』など、物事を肯定的に考える習慣を育てることは成績向上に役立つようです。
自己信頼を育てることも、とても大切です。責める言葉からは自己信頼が育ちにくいようです。保護者の皆様、塾もお子様から勉強[修行]をさせて頂いています。一緒に頑張りましょう。