8月, 2018年

小学1年生の保護者会

2018-08-06

8月5日、夏期練成集中講座に参加している小学1年生の保護者会を行いました。小学1年生は毎日2時限ですが、『よく頑張るな~』といつも感心しています。時々集中力が切れることがありますが、『頑張ろう!という気持ち』はいつも伝わってきています。その気持ちがあることがとても大切なんですね。保護者会でお父様やお母様といろいろなことを話しましたが、保護者の方々が如何に真剣に『我が子』のことを考え、『我が子』と向き合っておられるかが、ひしひしと伝わってきました。

親として成長していくことは本当に難しいことですね。わが子に食事を与え、勉強をさせようとし、習い事させれば、親としてはそれで良いというものではなさそうです。子供の考え方や心をどのように育てていくか、憧れや夢、目標が持てるように導き、やり遂げる行動力をどのように育てれば良いか、その他様々な、親としての子育てのあり方は学校でもどこでも教えてもらえません。親になった後のことについて、自分が親としてどのように成長していけば良いか、教えてもらえないまま親になり、実際の子育てで行き詰るお父様やお母様は多いのではないでしょうか。 

ライオンの親は、生きていくための獲物の取り方を教えることが、我が子に対する教育のほとんど全てかもしてませんが、人間社会はそれほど単純なものではありませんよね。核家族化した現代社会で、どのようにして子供を育てるか・・・子育ては迷路を歩いているようなものかも知れませんね。こんな子になると思って育てたのに、全く違う子になってしまったという話は時々耳にすることがあります。親になることは『修行の始まり』なのかも知れませんね。昔から『子育ては親育て』と言われていますが、真面目に子育てを考えて頑張っている保護者の方から、子育てをしながら子どもから気付かせてもらうことは意外に多いと耳にすることがあります。今回の保護者会にご出席頂いた保護者の方々も、大変真面目に頑張っておられる方々でした。昔から『最初で最大の教育者は親である』と言われていますが、家庭教育は全ての教育に優先されるもので、全ての教育の土台なのかも知れません。親は責任が大きく、本当に本当に大変なことが多いですね。

保護者会は、ご参加頂いたお父様お母様方の熱心の思いに支えられました。有り難うございました。素晴らしいお父様お母さ様方でした。ご縁を頂いたことに感謝致します。