5月, 2021年
中学改訂教科書・国語
中学改訂教科書・前回は英語に関して書きましたので、今回は国語について書きますね。教科書の単元は従来の教科書と変わらず、詩・小説・短歌・俳句・随想・論説・古文・漢文・実用文・漢字・文法等で構成されていますが、『学びの道しるべ』ページでは、学びの目標が示され、内容を整理して読みを深め、最後に自分の考えをまとめて学びの目標に到達するための、順序とヒントが載っており、家庭学習(自学)に取り組み易くなっています。更に、学習用語辞典、思考方法の一覧、その他の参考資料ページが設けられ、学習者が学習し易い様に、学習者の立場に立って作られた配慮が感じられます。国語力を伸ばしたいなら、学校や塾のワークだけをやるのではなく、教科書を何度も何度もじっくり深く読むことをお勧めします。思考力、分析力、知識、内容理解力、まとめる力、表現力等を養うことができる内容になっており、何度も何度も読まなければもったいないですね。国語はすべての教科の土台、宝の持ち腐れにならないように‼ 文字の奥にある、作者が本当にに伝えたいこと・・・『行間』・・・が読み取れる様になると良いですね。昔から『読書百遍自ずから通ず』と言われていますね。熟読が大切ですね。
中学校の教科書改訂など
今年から中学校の教科書は改訂教科書になり、福岡市の採択教科書も変更されました。国語は長年「光村図書」の教科書でしたが三省堂の教科書に、英語は開隆堂のSUNSHINE ENGLISHから光村図書のHere We Go!に。
小学校で英語が教科になり、多くの英語表現や英単語を学ぶことになったことに関連し、中学校の教科書が難しくなり、中学3年生の英語の教科書には、昨年まで高校で学んでいた文法、仮定法の一部や現在完了進行形などが追加されていますが、英単語数に関しては、小学校で600~700語程度、中学校で1600~1800語程度学ぶことになっており、高校入試に出題される英単語数の範囲は2200~2500語程度になりました。これはかつて必要とされた英単語数の約2倍になります。大変ですね。英語は毎日欠かさず勉強する必要がありそうです。
日本教育学館では、中1の途中から、中2、中3は教科書の最初から塾独自の解説や問題を作り、英語得意作戦を行います。大学入試では、センター試験から共通テストに変更され、4技能の能力が検査されますが、その土台となるのは小中学生時代の英語力です。高校入試に対応できる英語力も、大学入試に対応できる英語力も、一歩一歩・・・『ローマは1日にして成らず』ですね。英語、鍛えます!次回はほかの教科について書きますね。