7月, 2021年
夏期講座
小学校、中学校、高校の夏休みが始まっていますが、学生の皆さんはどのような計画を立てていますか?日本教育学館では8月26日から夏期講座を行います。夏期講座は、通常講座(週2~3)回のコースと集中講座(日曜日とお盆休み、予備の日以外は毎日)、ただし、中学受験小6生と高校受験中3生、高校生は予備の日がありません。
勉強をするうえで大切な事、それは、段階を分けることです。問題集やプリントの問題を解く段階は、『解ける問題と解けない問題を明確にする作業』と考えましょう。何ページか進んだら、答え合わせをして、間違った問題や、全く解けなかった問題は、色ペンで正解を書き写しましょう。これが第1段階です。
次は弱点解決のための重要段階です。答え合わせをした後、暗記ができていなかったために解けなかった問題は暗記練習をして確実に暗記してしまいます。問題の解き方や考え方がわからなかったために解けなかった問題は、なぜその答えなのかを考えたり、その答えになる理由を調べたり、模範解答の解説部分を読んだり、塾や学校で質問したりして、全問解けるまで追求しましょう。これが第2段階です。第2段階で、『暗記できた・わかった・全問の解き方がわかった・良かった・うれしい』と、安心感、喜びが湧いて、なんとなく楽しく、自分の能力に自信が出ます。⇒この感覚が前に進む力になります。第2段階は大切ですね!
第2段階の次は第3段階です。『もう暗記したし、解き方も理解したし、これでいいんじゃない?』と思う君、それは油断です。なぜかって?・・・記憶は時間とともに薄れていくものだからです。暗記したり理解したことでも、1か月も経つと、かなり忘れているかもしれませんね。だから第3段階が必要なんです。もう第3段階が何かわかりますね。そうです。そうなんです。反復練習、反復学習(何回も復習)をすることです。何回も何回も復習をすることで、暗記したことや理解したことが脳に定着するわけですね。反復は力ですね。しっかり脳に定着すれば、スラスラ解けるテスト問題が増えますね。
学校の夏休みは、第1段階、第2段階、第3段階までに取り組む最大のチャンス、夏休みは弱点克服の最大のチャンスですね。夏休みは良い学習習慣を身につける最大のチャンスですね。
第3段階までしっかり実行すれば、成績の悩みは、きっと、解決しますよ。『反復は力、継続は力』ですね。暗記や理解にかかる時間が少なくても多くても、それによって成績が決まるわけではありません。暗記するまで、理解するまで、身につくまであきらめない人が、きっと、高得点を取るんですね。
考えても